ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの台詞

(映画『アマデウス』より)

” Forgive me, Majesty. I am a vulgar man! But I assure you, my music is not.”

1984年の映画『アマデウス』で、モーツァルトが神聖ローマ皇帝ヨーゼフ2世の前で言った台詞。実際のモーツァルトの言葉ではなくフィクションということだが、この台詞は映画を離れて一人歩きするほど共感を呼んできた。

芸術は「自己表現」だとよく言われる。ところがこのモーツアルトの台詞は、むしろ自分とその芸術との隔絶を主張しているように見える。私を超えたものが私の音楽だと言っているように聞こえる。何か、救いにも似たものがここにある。思うに、それゆえにこの台詞は人の心にとどまるのではないだろうか。