渡辺和子

(『忘れかけていた大切なこと ほほえみひとつで人生は変わる』文庫版56頁)

引用文はこう続く。「誰しも好きな人といっしょにいる時は楽しいものだ。だから、好きな自分と四六時中いっしょにいる人は、自然と笑顔も多くなる。不思議なことに言葉から棘がなくなり、相手の言葉をふんわり受け止めることができるようになるものだ。自分には“帰るところがある”という安心感が、そうさせるのだろう」(同)。

渡辺和子(1927-2016)はカトリックの修道女。9歳のときに二・二六事件(1936年)で当時陸軍大将で教育総監であった父、渡辺錠太郎が自宅の居間で銃殺されるのを目の当たりにしたという。1945年、18歳でキリスト教の洗礼を受け、29歳で修道女になり渡米して教育学博士号を取得。1962年に帰国後ノートルダム清心女子大学(岡山)の教授に着任。翌年より学長(のち理事長)として長く務めた。

文献:忘れかけていた大切なこと ほほえみひとつで人生は変わる (PHP文庫) – 2008/3/3(クリックでAmazonに移ります)